常田大希さんが主宰する前衛的音楽プロジェクトMILLENNIUM PARADE(ミレニアム・パレード)。圧倒的な演奏力とクリエイティブ集団「PERIMETRON」による最先端の映像美が融合し、国内外の音楽シーンに強烈な衝撃を与え続けています。
一方で、「メンバーは何人いるのか」「King Gnuとは何が違うのか」「メンバー脱退の噂は本当か」といった疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。本稿では、コアメンバーの経歴や担当パート、King Gnuとの明確な違い、世界進出に伴う体制の変化から現在の活動状況まで、知っておくべきポイントを余すところなく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:常田大希さんを中心に、ermhoiさん、勢喜遊さん、新井和輝さん、佐々木集さんら気鋭の演奏家・クリエイターが集う流動的コレクティブ。
- 要点2:King Gnuが「4人組の王道ロックバンド」であるのに対し、ミレパは映像やアートワークまで一体となった「総合芸術プロジェクト」である点が根本的な違い。
- 要点3:「脱退」の噂は固定バンド制ではないプロジェクトの性質や世界進出に伴う体制刷新に起因しており、不仲などによる離脱ではない。
【全体像】MILLENNIUM PARADEとは?常田大希が率いる総合芸術集団の正体
MILLENNIUM PARADEは、ロックバンド・King Gnuのリーダーとしても知られる常田大希さんが2019年に本格始動させたプロジェクトです。その前身には、常田さんのソロ名義である「Srv.Vinci(サーヴァ・ヴィンチ)」や「Daiki Tsuneta Millennium Parade(DTMP)」が存在し、自身の音楽的ルーツや前衛的表現を拡張する形で現在のスタイルへと発展しました。
掲げるコンセプトは「トーキョー・カオティック」。ジャズ、クラシック、ヒップホップ、エレクトロ、パンクロックといったあらゆるジャンルを高次元で融合させ、東京特有のカオスな熱量をグローバルなサウンドへと昇華させています。
最大の特徴は、一般的な「固定メンバーのバンド」ではなく、楽曲やライブのコンセプトに応じて最適なプレイヤーやクリエイターが招集される流動的な音楽コレクティブである点です。音楽チームだけでなく、映像作家、3Dグラフィックアーティスト、デザイナーまでもが正規メンバー同等のクリエイティブパートナーとして参画しています。
【メンバー一覧】担当パートと経歴プロフィール|常田大希と豪華ミュージシャン陣
MILLENNIUM PARADEのコアを支える主要ミュージシャン陣は、日本の音楽シーンの最前線で活躍するトッププレイヤーばかりです。それぞれの経歴や担当パートを紐解いていきます。
常田大希(プロデュース/ギター/ボーカル/チェロ)
プロジェクトの首謀者。東京藝術大学音楽学部器楽科チェロ専攻中退という異色のクラシック経歴を持ち、全楽曲の作詞・作曲・プロデュースを手がけます。ストリートカルチャーと高度な音楽理論を自在に行き来する天才肌のマルチプレイヤーです。
ermhoi(ボーカル/シンセサイザー)
日本とアイルランドの双方にルーツを持つシンガーソングライター。エレクトロニック・ミュージックユニット「Black Boboi」のメンバーとしても知られます。浮遊感あふれる幻想的な歌声と変幻自在な表現力で、ミレパの世界観における象徴的な「声」を担っています。
勢喜遊(ドラムス/サンプラー)
King Gnuのドラマー。ブラックミュージックやダンスミュージックに深いバックボーンを持ち、人間離れした正確無比なビートとトリッキーなサンプラー操作で、バンドのグルーヴを強固にドライブさせます。
新井和輝(ベース/シンセベース)
King Gnuのベーシスト。ジャズやフュージョン仕込みの卓越した演奏技術と幅広い音楽理論を誇り、エレキベースから重低音のシンセベースまでを変幻自在に操りながらボトムを支えます。
MELRAW(安藤康平:サックス/ギター/ボコーダー/シンセサイザー)
マルチ管楽器プレイヤー・プロデューサーとして、WONKやCharaさんのサポートなど数多くの現場で重宝される実力派。ミレパの重層的なホーンアレンジや上モノの音響設計において欠かせない存在です。
石若駿(ドラムス)
現代の日本のジャズシーンを牽引するトップドラマーであり、常田さんとは東京藝大時代の同期。ライブでは勢喜遊さんとのツインドラム編成を組み、圧倒的な手数とダイナミクスで圧巻の音圧を生み出します。
宮川純(キーボード/オルガン/シンセサイザー)
ジャズフィールドを軸にポップスからR&Bまで幅広くこなす鍵盤の名手。洗練されたハーモニーと即興性でアンサンブルに深みを与えています。
【映像・デザイン陣】PERIMETRONとの蜜月|佐々木集・神戸雄平が創る狂気のビジュアル
MILLENNIUM PARADEを唯一無二たらしめているのが、常田さんが立ち上げたクリエイティブレーベルPERIMETRON(ペリメトロン)の存在です。彼らが手掛けるMVやライブ演出、3Dグラフィックは、音楽と完全に同期した総合芸術として高く評価されています。
佐々木集(クリエイティブディレクター/ボーカル)
イギリス留学を経て培ったグローバルな感性を持つ映像ディレクター。ミレパのアートディレクション全般を統括するだけでなく、ライブ本番ではボーカルやMCとしてステージに立ち、観客を熱狂させるフロントマンの役割も果たします。
神戸雄平(デジタルアーティスト/3D・VFX)
圧倒的なディテールを誇る3DモデリングやVFX映像を手がけるCGディレクター。『Fly with me』や『Philip』などの代表曲MVにおいて、近未来サイバーパンク的な壮大な世界観を構築した立役者です。
音楽ができてから映像を発注する一般的な手法とは異なり、彼らは「音と画を同時並行で制作する」というアプローチを取ります。これにより、サウンドと映像が互いに刺激し合い、極めて密度の高い作品が生まれています。
【違いを比較】MILLENNIUM PARADEとKing Gnuは何が違う?コンセプトと編成の決定打
常田大希さん、勢喜遊さん、新井和輝さんの3名が共通して参加しているため、「King Gnuと何が違うのか」という疑問は非常に多く寄せられます。両者の決定的な違いは以下の3点に集約されます。
1. コンセプトとターゲット
King Gnuは「J-POPのど真ん中に切り込む4ピースロックバンド」です。大衆性とキャッチーさを両立させ、日本のチャートシーンを席巻することを目的に設計されています。一方、MILLENNIUM PARADEは「アート性とアヴァンギャルドを極限まで追求する総合芸術」であり、最初から世界市場やオルタナティブシーンを視野に入れています。
2. メンバー編成と役割
King Gnuは常田さん、井口理さん、新井さん、勢喜さんの4人固定メンバー。ツインボーカルによるメロディアスな歌モノが軸です。対するMILLENNIUM PARADEは、管楽器、キーボード、ツインドラム、そして映像作家まで含む大所帯のプロジェクトであり、楽曲ごとに編成が変わります。
3. 表現形態の幅
King Gnuは音楽そのもので勝負するバンド形態ですが、ミレパは3D映像、衣装、アートワーク、ストーリーテリングまでをひとつのパッケージとして提示する「体験型コレクティブ」です。
【脱退の真相】メンバー脱退の噂はなぜ流れた?流動的コレクティブの真実と体制変化
ネット検索で散見される「millennium parade メンバー 脱退 理由」というキーワードですが、実際には主要メンバーが不仲やトラブルによって公式に脱退したという事実はありません。ではなぜ、このような噂が囁かれるようになったのでしょうか。
最大の要因は、ミレパが「固定メンバーを持たない流動的なオーケストラ体制」である点にあります。楽曲やフェス出演のたびにステージに立つメンバーが入れ替わるため、「前回のライブにいた〇〇がいない=脱退したのでは?」という誤解がリスナーの間で生じやすかった背景があります。
また、近年の海外レーベル契約やグローバル展開に伴い、表記が小文字の「millennium parade」から大文字の「MILLENNIUM PARADE」へと刷新されました。この世界進出プロジェクトの本格化に伴う制作体制の再編成や、PERIMETRONメンバー個々の独立したプロジェクト活動の活発化が、一部で「体制縮小」や「脱退」として誇張されて広まったのが真相です。
【ボーカル一覧と世界進出】歴代ゲストシンガーとグローバル展開における現在の活動
MILLENNIUM PARADEの大きな魅力のひとつが、楽曲ごとに迎えられる多彩なボーカリストとのコラボレーションです。
歴代の主なボーカル・参加アーティスト一覧
- ermhoi:プロジェクトの軸となるメインボーカル
- 常田大希・佐々木集:ラップ、シャウト、ボコーダーパートを担当
- 井口理(King Gnu):映画『ヤクザと家族 The Family』主題歌「FAMILIA」で圧倒的なバラードを歌唱
- 椎名林檎:TVアニメ『地獄楽』オープニングテーマ「W●RK」で常田大希とツインボーカルを担当
- Belle(中村佳穂):細田守監督の映画『竜とそばかすの姫』メインテーマ「U」で世界的なヒットを記録
- Chara:シングル「Stay!!!」で唯一無二のウィスパーボイスを提供
- Friday Night Plans:「Lost and Found」でソウルフルな歌声を披露
海外メジャーレーベル(Epic Records US / RCA Records UK)との電撃契約以降、プロジェクトは本格的な海外進出フェーズへ突入しました。海外フェスへの出演や欧米アーティストとの国境を越えた共作など、東京発のカルチャーとして世界規模での活動を精力的に展開しています。
【millennium parade メンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:MILLENNIUM PARADEの正式メンバーは何人ですか?
A1:固定の人数は定められていません。主宰の常田大希さんを中心に、ミュージシャン(ermhoiさん、勢喜遊さん、新井和輝さん、MELRAWさん、石若駿さん、宮川純さんなど)とPERIMETRONのクリエイター(佐々木集さん、神戸雄平さんなど)で構成される、10名規模の流動的な集団です。
Q2:King Gnuのボーカル・井口理さんはメンバーですか?
A2:正式なコアメンバーではありませんが、「FAMILIA」などの重要楽曲においてメインボーカルとしてゲスト参加しています。常田さんは「必要な楽曲があればいつでも呼ぶ」というスタンスを取っています。
Q3:なぜ「millennium parade」から「MILLENNIUM PARADE」へ表記が変わったのですか?
A3:欧米メジャーレーベルとの契約に伴う世界進出を機に、プロジェクトのスケールアップと第二章の幕開けを示すリブランディングとして大文字表記へ改名されました。
Q4:ライブの時、メンバーは毎回全員揃いますか?
A4:イベントの規模やコンセプトによって出演編成が変わります。ツインドラム体制になることもあれば、海外公演では選抜されたコアメンバーを中心とした特別編成でパフォーマンスを行うケースもあります。
まとめ:MILLENNIUM PARADEが切り拓く音楽シーンの未来
MILLENNIUM PARADEは、単なるロックバンドや音楽ユニットの枠を遥かに超えた、日本発の最先端アートコレクティブです。常田大希さんの卓越したビジョンに基づき、国内最高峰のプレイヤーとクリエイターが集結することで、前人未到のエンターテインメントを生み出し続けています。
バンドという既成概念にとらわれない流動的なアプローチと、妥協のないクリエイティビティ。世界を舞台に進化を止めないMILLENNIUM PARADEの動向から、今後も目が離せません。 (出典: millennium parade メンバー(Yahoo!ニュース))