お笑い芸人や人気ゲーム配信者として世代を問わず圧倒的な支持を集める狩野英孝さん。バラエティ番組で見せるコミカルな姿の裏で、約1500年の歴史を持つ宮城県栗原市の古社「櫻田山神社(さくらださんじんじゃ)」の神職を務めていることは広く知られています。
「なぜ多忙な芸能活動の合間を縫って神主資格を取得したのか」「実家の神社は現在どうなっているのか」といった疑問を持つファンも少なくありません。本記事では、狩野英孝さんが神職の道へ進んだ背景から、弟が宮司を継いだ真相、神職階位、櫻田山神社の御朱印やアクセス評判に至るまで、取材に基づく確かな情報をもとに余すところなく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:狩野英孝さんは2012年の父の急逝を機に猛勉強を重ね、2014年に神職階位「直階」を取得して神主となった。
- 要点2:櫻田山神社の第39代宮司は実弟の孝彦さんが務めており、英孝さんは神職として年末年始の初詣や祭事を中心に奉仕している。
- 要点3:通称「イケメン神社」としても親しまれる現地では、オリジナルの御朱印やお守りが参拝客から高い評価を集めている。
【神主資格取得の理由】突然の父の急逝と約1500年の歴史を守る覚悟
狩野英孝さんが神主資格を取得する最大の契機となったのは、2012年9月に起きた父・勉(つとむ)さんの急逝でした。第38代宮司として櫻田山神社を支えていた父が60歳という若さで病に倒れ、神社は突如として主を失う危機に直面します。
櫻田山神社は西暦500年前後の創建と伝えられ、約1500年もの長きにわたり地域の人々の信仰を集めてきた由緒ある古社です。「長男である自分が歴史を途絶えさせるわけにはいかない」と強い責任感を抱いた狩野さんは、過密な芸能スケジュールの合間を縫って神職資格の取得を決意しました。
2014年、國學院大學で行われた過酷な神職養成講習会を受講。朝から夕方までの講義、祝詞(のりと)の暗記、厳しい作法指導などを乗り越え、筆記試験に見事合格しました。こうして神職階位のひとつである「直階(ちょっかい)」を取得し、正式に神職への第一歩を踏み出しました。
【神社跡継ぎの真相】なぜ兄ではなく弟・孝彦さんが第39代宮司を継いだのか
神主資格を取得した狩野英孝さんですが、現在、櫻田山神社の第39代宮司を務めているのは実弟の狩野孝彦さんです。この経緯から「兄弟間で跡継ぎを巡る確執があったのでは」と噂されたこともありましたが、真相は全く逆で、神社と家族を想う兄弟の深い対話の結果でした。
宮司は神社の代表役員であり、日々の祭祀や地域との密接な関わり、管理運営全般に常駐して従事する必要があります。当時すでに東京を拠点に人気タレントとして活躍していた英孝さんが宮司になれば、神社の日常業務が立ち行かなくなる恐れがありました。
そこで、同じく神職資格を取得した弟の孝彦さんが専任の宮司として神社を日常的に守り、英孝さんは神職(権禰宜など)として神社を支えつつ、持ち前の発信力で神社の魅力を全国に伝えるという役割分担が確立されました。兄弟がそれぞれの強みを生かすことで、伝統を守り続けています。
【芸人と神主の二刀流】狩野英孝の現在の奉仕状況と初詣の日程
バラエティ番組やYouTubeでのゲーム配信で活躍を続ける現在も、狩野英孝さんの「芸人と神職の二刀流」のスタンスは変わりません。普段は東京で活動していますが、神社の最重要神事には地元・宮城へ帰省して神職として奉仕しています。
特に多くの参拝客が訪れるのが大晦日から正月三が日にかけての初詣期間です。狩野さんは白衣と袴に身を包み、拝殿でのお祓いやご祈祷、お札・お守りの授与など、真摯に神事に専念しています。
「初詣に行けば狩野さんに会えるのか」という点については、基本的には例年正月三が日に神社に立っていますが、テレビの生放送特番などのスケジュールによって奉仕時間帯が前後することがあります。参拝の際は、タレントとしてではなく神職として奉仕されている点に十分配慮した行動が求められます。
【櫻田山神社(イケメン神社)の魅力】御朱印・お守り・境内の見どころ
狩野英孝さんの実家神社として全国的な知名度を誇る櫻田山神社は、親しみを込めて「イケメン神社」とも呼ばれています。境内の見どころや授与品の評判をまとめました。
境内の主な見どころ・ご利益:
- 主祭神とご利益:武甕槌神(たけみかづちのかみ)をはじめとする神々が祀られており、厄除け、開運、家内安全、縁結び、安産祈願などに確かなご利益があるとされています。
- サンドウィッチマン寄贈の記念碑:地元宮城の盟友であるお笑いコンビ・サンドウィッチマンから寄贈された記念碑や、狩野さんのギャグにちなんだスポットがあり、参拝者の目を楽しませています。
- 御朱印とお守り:力強い筆文字と朱印が美しいオリジナルの御朱印が人気です。厄除けや交通安全のお守りに加え、ユニークなデザインのお守りも授与所で受けることができます。
御朱印の受付は基本的に宮司である弟さんやご家族が対応しており、狩野英孝さん本人がその場で直筆することは原則としてありません。神聖な参拝の証として大切にいただきましょう。
【アクセスと参拝マナー】宮城県栗原市・櫻田山神社への行き方
櫻田山神社へ実際に参拝を検討している方のために、アクセス情報と現地での注意点を整理しました。
所在地および交通アクセス:
- 住所:宮城県栗原市栗駒桜田山神下115
- 新幹線・電車:JR東北新幹線「くりこま高原駅」から車・タクシーで約20〜25分
- 自動車:東北自動車道「若柳金成IC」または「築館IC」より車で約20分
- 駐車場:参拝者用の無料駐車場が境内に整備されています。
緑豊かな自然に囲まれた静寂な神社です。年末年始や大型連休には全国からファンや参拝客が訪れますが、近隣はのどかな住宅街でもあります。境内での大声での会話や、神職・参拝者に対する無断撮影などは避け、敬意を持った参拝を心がけましょう。
【神職経歴まとめ】幼少期の反発から「誇り」へと変わるまでの歩み
狩野英孝さんの神主としての歩みを振り返ると、そこには芸人としての葛藤と家族への深い愛情が存在しています。
狩野英孝 神職ヒストリー:
- 幼少期〜青年期:実家が神社であることにコンプレックスを抱き、敷かれたレールを拒んで上京。映画俳優を目指した後に芸人への道を歩む。
- 2008年:「ラーメン、つけ麺、僕イケメン」のフレーズで大ブレイク。実家の神社が一躍有名スポットに。
- 2012年:最愛の父・勉さんが逝去。神社の存続危機に直面し、神主の道を志す。
- 2014年:國學院大學の神職養成講習を経て、神職階位「直階」を取得。
- 現在:弟・孝彦さんが宮司として神社を護持し、英孝さんは神職・タレントの二刀流として伝統と地域活性化に貢献。
かつては神社の跡継ぎという境遇から逃れようとした少年が、挫折と成功を経て自らのルーツを誇りとし、神事を重んじる姿は多くの人々に感銘を与えています。
【狩野英孝 神主】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:狩野英孝さんは現在も櫻田山神社の神主として祈祷を行っていますか?
A1:はい。年末年始の初詣期間や例大祭などの重要な神事の際には地元・宮城に戻り、神職として厄除け祈願や神事の奉仕を行っています。
Q2:櫻田山神社に行けば、いつでも狩野英孝さんに会えますか?
A2:普段は東京でタレント活動を行っているため、日常的に常駐しているわけではありません。通常時の社務やご祈祷は、第39代宮司である実弟の孝彦さんが担当しています。
Q3:狩野英孝さんが持っている「直階」とはどのような資格ですか?
A3:神社本庁が定める神職階位(浄階・明階・正階・権正階・直階)のひとつで、一般神社の神職(主に禰宜や権禰宜)として奉仕するために必要な正式な資格です。
まとめ:伝統とエンタメを繋ぐ唯一無二の神職タレントとしての未来
狩野英孝さんは、お茶の間に笑いを届けるトップタレントでありながら、1500年の神社の伝統を背負う本物の神主です。一時は父の急逝によって重い選択を迫られましたが、弟・孝彦さんとの固い絆によって見事な役割分担を築き上げました。
芸人として培った圧倒的な求心力で神社や地域の魅力を全国へ伝え、節目には神前にひざまずいて祈りを捧げる姿勢は、従来の神職の枠を超えた新しい地域貢献の形を示しています。今後も「芸人と神主の二刀流」を貫く狩野英孝さんの活動から目が離せません。 (出典: 狩野 英孝 神主(Yahoo!ニュース))